聖書 ローマの信徒への手紙 6章1~11節
今日の礼拝は、バプテスマという大きな喜びと、召天という深い悲しみが交差しています。キリスト者にとって「死」と「バプテスマ」は深く結びついており、パウロは「罪に対して死んだ者が、どうしてなお罪の中に生きられようか」と説きます。
バプテスマとは、全身を水に沈めることでイエスの死と葬りに合わせられ、古い自分が死ぬことを象徴します。そして水から引き上げられることは、キリストの復活にあずかり「新しい命」に生きることを意味します。
しかし現実には、信仰者も弱さや罪に悩みます。それでも大切なのは、神様の約束として「自分はキリストと共に死に、生きている」と認めることです。御言葉に立つとき、聖霊の力が働きます。
バプテスマは完全な人のためではなく、弱い者を招く恵みです。バプテスマを受けた者は、もはや死に支配されない永遠の命を歩み始めています。自分よりも神様の御言葉を正しいと認め、神様が成し遂げられた救いを「新しい歌」で喜び祝いながら、共にこの新しい命の道を歩んでいきましょう。(牧師 篠田 裕俊)