イエス様が、「人々は、人の子を何者だと言っているか」と尋ねると、弟子たちは、洗礼者ヨハネや救い主(メシア)の前に現れるエリヤやエレミヤなどと言っていますと答えます。しかし、イエス様と寝食を共にし、イエス様の教えと御業を見てきたペテロは、「あなたはメシア、生ける神の子です」と告白します。その告白に対してイエス様は、「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。あなたに天の国の鍵を授ける」と言われました。こうして教会は、「イエス・キリストの福音」という鍵を授けられた天の国に入るための門となりました。
また、イエス様は、これからエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっていると予告されました。それは弟子たちにとってあってはならないことです。
しかし、イエス様は、「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と言われます。自分の十字架とは、これまでの古い自分を捨てて、イエス様に従って新しい人生を歩むことです。その歩みは、イエス様によって守られるだけでなく、永遠の命が約束されているのです。(牧師 篠田 裕俊)