2026年1月4日「新しい一年、福音という光の中で」

聖書 マルコによる福音書 1章1~11節

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
マルコ福音書は、「神の子イエス・キリストの福音の初め」という言葉から始まります。福音とは、状況が少し良くなるという知らせではなく、神様ご自身が人間の歴史に介入し、赦しと十字架によって救いを成し遂げられたという知らせです。
 洗礼者ヨハネは、荒れ野で悔い改めを宣べ伝え、水によるバプテスマを授けます。悔い改めとは後悔ではなく、神様から背を向けていた生き方の方向転換です。イエス様がヨハネからバプテスマを受けられたとき、天が裂け、聖霊が降り、「あなたはわたしの愛する子」という神の声が響きます。
 ヨハネのバプテスマが神様に立ち帰る招きであったのに対し、イエス様のバプテスマは、十字架と復活を経て、聖霊と新しい命を賜物として与えるものです。バプテスマによって私たちは神の子とされ、神様の愛の中で生きる者とされます。これこそが、今も私たちに与えられている福音なのです。(牧師 篠田 裕俊)