アドヴェント・キャンドルの3本目は、「羊飼いのキャンドル」と呼ばれており、「喜び」を表しています。
天使ガブリエルから「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる」と言われた時のマリアは、喜びよりも戸惑いのために考え込んでしまいます。続けて天使は、「あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい」と、受胎告知をします。ヨセフと婚約中のマリアにとって、子どもを身ごもることなんて考えることもできません。
しかも、姦淫の罪を犯すことになりますからなおさらです。しかし、「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる」の御言葉を信じて、神様に従うことを決心します。そしてマリアは、「わたしの霊は救い主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます」と讃美します。
私たちの人生には、苦難の時があります。しかし、神様の御言葉を受け入れて、すべてを委ねる時、新しい道が開かれて、喜びへと変わっていきます。待降節の時、私たちを愛して御子イエス様をこの世に遣わされた神様の恵みに感謝して歩んでいきましょう。(牧師 篠田裕俊)