2025年6月22日「後ろのものを忘れ、神に委ねて歩む」

 パウロは私たちに、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神様が与えてくださる賞を目指してひたすら走ろう、と言います。どんな賞が用意されているのでしょうか。それは、イエス・キリストです。この私を愛して、この私のために命を捨ててくださったイエス様を知り、そのイエス様と共に生きることこそ喜びであり救いであるからです。
 また、パウロは、「わたしに倣う者となりなさい」と言います。パウロは、かつて教会を迫害していたにも関わらず、イエス様によってその罪が赦され福音を語る者とされたことを忘れることはありませんでした。しかし、その罪に捕らわれるのでなく、それを後ろにおいて、イエス様に向かって必死になって歩んできました。その信仰の姿を倣って歩んで欲しいと願うのです。なぜなら、イエス様の愛の中にあって、イエス様の愛による交わり、信仰による心のつながりによって共に生きることは、大きな喜びであり、そこには神様の恵みと祝福があふれているからです。
 パウロは、試練の時も、困難の時も、すべての歩みを主イエス様に委ねて歩んできました。ただ主イエス様に望みをおいて生きてきた自分の姿に、すべてを神様に委ねて生きる、その生き方に倣って欲しいと願うのです。そして、「わたしが愛し、慕っている兄弟たち、わたしの喜びであり、冠である愛する人たち、このように主によってしっかりと立ちなさい」と私たちを励ましてくれるのです。(牧師 篠田 裕俊)