マタイ福音書の最後に、イエス様の宣教命令の言葉が記されています。その中に「彼らに父と子と聖霊の名によってバプテスマを授け」(28:19)とあります。ここを、岩波訳(岩波書店が発行している新約聖書)改訂版は、「父と子と聖霊の名の中へと彼らを浸す浸礼を授け」と表しています。「父と子と聖霊の名によって」に対して「父と子と聖霊の名の中へと浸す」は意味が全く違ってきます。この違いは、ギリシャ語原文の訳し方による違いです。「父と子と聖霊の中へと浸すバプテスマ」は、「罪に対して死んで、神に対して生きておられるキリストにあずかることである」(ローマ6:10~11)。今朝は、このことについてお話しさせていただきます。(堀内 明 兄)