ヨシュアは、死を前にしてイスラエルの民をシケムに集め、アブラハムの召し出し、出エジプト、カナン定住までの歴史を振り返り、すべては神様の恵みによると示します。そして、ヨシュアは「主を畏れ、真心を込めて仕えなさい」と呼びかけ、「もし主に仕えたくないなら、他の神々を選びなさい」と迫ります。
信仰は強制でなく、責任ある選びです。ヨシュア自身は「わたしとわたしの家は主に仕えます」と告白しました。民も主に従うと答えましたが、ヨシュアは「あなたたちは主に仕えることはできない」と戒めます。人間の意志は弱く、ペトロのように容易に躓くからです。だから偶像を取り除き、主に心を傾けることが必要です。
ヨシュアの言葉は今の私たちにも響きます。主に仕えることは束縛ではなく、神の愛と導きに生きる自由であり、平安と祝福の道です。イエス・キリストは「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしが選んだ」と言われました。神に選ばれた恵みを感謝し、私たちも「主に仕えます」と告白して歩んで行きましよう。(牧師 篠田 裕俊)