聖書 アモス書2章6~16節
アモスは家畜を飼い、いちじく桑を栽培する者として生きていた普通の人でした。その彼を、神様は召されて、北イスラエルに向けて預言しました。当時のイスラエルは繁栄の中にありながら、不正と搾取が横行し、貧しい者が踏みにじられていました。人々は礼拝に熱心でありながら、日常では神の正義を無視していたのです。アモスはそのような民に向かって、「神様の恵みを知りながら背いた」と厳しく語りました。神様はイスラエルを愛し、エジプトから救い出し、導いてこられた方です。その恵みを忘れたことが罪の根でした。
神の民には「恵みを知る者の責任」があります。信仰は日曜日の礼拝だけでなく、平日の生活の中にこそ現れなければなりません。隣人を愛し、正直に歩むことが、神様の恵みに応える生き方です。神様の裁きは怒りではなく、愛の痛みであり、悔い改めへの招きです。イエス様は、今日も「悔い改めよ。天の国は近づいた」と呼びかけておられます。その招きに応えるとき、赦しと回復、そして新しい希望が与えられます。(牧師 篠田 裕俊)